中学校「技術・家庭」「家庭分野」

教科書の三つの柱

①生活の身近な「疑問がわかる」
②科学的根拠が「視覚的にわかる」
③SDGs「誰一人取り残さない」

POINT 〈教科書のアピールポイント〉

生活の身近な「疑問がわかる」

生活の中で、「何だろう?」「なぜだろう?」と感じる疑問から、中学生が興味・関心をもち、学習に取り組むことができる工夫を盛り込んでいます。たとえば、生鮮食品と加工食品の写真を掲載したクイズ。「この食品は何?」「この加工食品の原料は?」などの疑問が学びへの興味・関心を高めます。ほかにも「どうして?」にこたえるQ&Aも取り入れています。

科学的根拠が「視覚的にわかる」

生活の中で形として見えにくいものを実験やイラストで視覚的に表すことで、科学的に理解できるよう工夫しています。たとえば、食品に含まれる栄養素。実験によって栄養素を食品から抽出することで視覚的に栄養素をとらえることができます。

SDGs「誰一人取り残さない」

SDGsの前文に宣言されている「誰一人取り残さない」とはどのようなことなのか、自然に理解できるように工夫しています。多様な立場にある人々の発言や行動、誰とどのように暮らすかといった多様な暮らし方、人とのつながり・交流を行う環境づくりなどについてふれ、自らと他者とのつながりを広い視点で考えられるようにしています。

Q&A 〈教科書Q&A〉

Q

小学校と中学校の学習のつながりはどうなっていますか?

A

小学校では支えられている自分から、支える自分へ向けて、中学校では自立と共生に向かって学びを展開していきます。
学習のはじめとなるとびらのページでは、小学校で学んだ内容について示し、小学校での学びと中学校での学びがつながっていることを意識することができます。本文ページでは「小学校の学び」マークを通して、学習内容と関連する小学校での学びを知ることができます。

Q

QRコンテンツにはどのようなものがありますか?

A

学びを広げ、深めるための資料コンテンツをはじめ、基礎技能、調理・製作実習の手順などを示す動画コンテンツ、各内容の学習を振り返ることができる活動コンテンツを設けています。いずれも、限られた授業時間を有効に生かすことを考え、精選された250以上のコンテンツを収録しています。

Q

生徒の進路や将来、キャリアにつながる内容はありますか?

A

各内容にかかわる職業や地域、中学生の取り組みについて「先輩からのエール」「地域の取り組み」「中学生の取り組み」として紹介しています。生徒の視野を広げるだけではなく、進路や将来にもつながる多様なメッセージを掲載しています。

Q

インクルーシブの観点ではどのような配慮がされていますか?

A

特別支援教育の観点からの校閲を行い、文章を意味のまとまりごとに改行することで、単語を認識しやすくしています。また、UDフォントの使用や、カラーユニバーサルデザインの視点での配色など、すべての人にとって見やすく、使いやすい教科書になっています。

Q

SDGsに関連する内容はどのように扱っていますか?

A

SDGsの前文「誰一人取り残さない」をキーワードに、多様な立場の人々のメッセージや様々な家族による暮らし方などにふれることができるようにしています。また、各内容の末に「持続可能な社会・生活」の章を設け、学びを持続可能な生活に結び付けられるようにしています。

LIBRARY 〈各種資料・関連商品〉

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