中学校「技術・家庭」「技術分野」

技術で世の中をよくしよう

私たちの生活は、さまざまな技術によって支えられています。AIなどの技術が急速に発展する社会では、それぞれの人が技術を正しく評価し、活用する力が求められます。そのような力を育てるために、技術に気づき、見方・考え方をはたらかせながら問題を解決する経験を繰り返せるように構成しています。

POINT 〈教科書のアピールポイント〉

学習のポイントがわかる

新しい教科書では特に、技術に「気づく」こと、技術の見方・考え方を「はたらかせる」ことを大切にしました。技術に「気づく」ことでは、身の回りにあるものと技術とのかかわりを理解することで技術に関心をもてるようにしました。見方・考え方はくり返し生徒が考える機会をつくりました。

授業で活用できる

「主体的・対話的で深い学び」や「個別最適な学び」などを実現するために、授業で活用できるワークシートやコンテンツを用意しました。ワークシートは、技術の見方・考え方をはたらかせる活動や、問題解決のふり返りをすべての内容で用意しました。学習コンテンツでは、多彩な内容で学習を深めたり、定着を図ったりすることができます。

社会とつながる

興味を持って学習に取り組みながら、社会とのつながりを感じ取り、社会や生活を幸福にするウェルビーイングを技術で実現するための資質を育めるように工夫しています。たとえば、新しい技術のあり方を考える活動や、技術に関わる人のインタビューなどを通して、社会とのつながりを感じることができるようにしました。

Q&A 〈教科書Q&A〉

Q

問題を解決する力を身につけるための工夫はありますか?

A

基本的な流れをガイダンスでおさえ、A~Dの各内容で同じような流れで問題解決する体験をくり返すことで、問題解決能力が身につきます。

特に「A材料と加工の技術」では、具体例を示しながら丁寧に解説することで、基本的な問題解決について理解できるようにしています。

Q

個別最適な学びや協働的な学びに対する工夫はありますか?

A

〈学習コンテンツの充実〉
各ページのQRコードに、すべての学習課題とCHECKを含む学習コンテンツを収録。生徒が自己調整をしながら学習を進められるように工夫することで、個別最適な学習に対応しています。

〈実験などの協働的な学習場面の充実〉
実験などを協力しながら行い、その結果を話し合って検証するなどの場面を設けることで、協働的な学びを充実させることができます。また、学習課題の中でも話し合うような活動を多く用意しています。

〈問題解決の改善〉
実習例で問題解決の評価と改善まで考えられるようになっており、より自分に適切な解決方法を考えられる場面を設けることで、個別最適な学習が充実します。

Q

カリキュラム・マネジメントに取り組むときに参考になるものはありますか?

A

他教科や小学校とのつながりを各内容の扉ページで示し、該当する箇所にはマークが付いています。中学校だけで学ぶ教科だからこそ、つながりを大切にして学習できるように工夫しています。

Q

SDGsに関連する内容は扱っていますか?

A

SDGsと技術とのかかわりについて、環境を中心に扱っています。

  • 各内容で、環境にかかわる話題には「環境」マークを使って、環境に関する内容を学習することに気づけるようにしています。
  • 技術とのかかわりで、SDGsの目標をどう達成するか、ワークシートの中で考える活動を、各内容で扱っています。

Q

プログラミングを理解しやすいように、どのような工夫をしていますか?

A

処理の流れを考えやすい、ブロック型のプログラミング言語を中心に解説しています。

  • 問題の解決を重視して、ブロック型の言語を中心にしました。
  • テキスト型の言語も実習例などに掲載しています。
  • さらに、処理の流れとプログラムの対応がわかりやすいように表現を工夫しました。

 

「双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」の実習を、解説付きでブラウザ上で体験できるページを用意しています。ぜひお試しください。

https://www.kairyudo.co.jp/contents/02_chu/gijutsu/r7/twowayweb/

Q

インクルーシブの観点でどのような配慮がされていますか?

A

特別支援教育の観点からの校閲を行い、文章を意味のまとまりごとに改行することで、単語を認識しやすくしています。また、UDフォントの使用や、カラーユニバーサルデザインの視点での配色など、すべての人にとって見やすく、使いやすい教科書になっています。

LIBRARY 〈各種資料・関連商品〉

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